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新型コロナ対策で診療所へ新規導入!@セネガル

新型コロナ対策で診療所へ新規導入!@セネガル

昨年秋にセネガル保健省に納品した最後の一台が、先週末にCOVID-19対策でマッタム地方へ納品された。

未電化地域で新築した公営診療所で、小型で携帯可能なTUMIQUI SMART KITを、保健省のエンジニアが首都ダカールから持っていってくれて、僕らのメンバーではなく、そのエンジニアが診療所の方達に説明してくれて無事に設置が完了したとの事。素晴らしい!ありがとうN氏。

というのは、セネガルも非常事態宣言下で外出制限あり、感染を避けるためにメンバーによる設置を避けたく思っていたが、保健省調達局長自ら電話が来て、急を要するとの事。

どうしようかと日本とダカールで打ち合わせたが、同行者予定だった人は、すでに何度も我々の設置に同行してくれた馴染みのエンジニアであり、写真入りのマニュアルに加え、セネガルメンバーの機転を効かせたビデオによる使い方の説明加え彼に託し、快く引き受けてくれた!

結果、無事にスムーズに納品が叶った。

これは我々にとって嬉しい知らせと実績で、広大なアフリカでも一件一件我々が訪ねなくとも、このエンジニアの様に、設置経験と説明力のある人が育てば、きっとアフリカのどんな国で、どんな言葉であろうが、アフリカの同じ文化と言葉を持つ方々で広めていける事が確認できた事でもある。

我々は一人でも多くの人に電気と通信を届ける事を考えるに、一番面倒とも言われていたが、セネガル政府へのアプローチたるB2G政策を基本に進ていた。そして1年後には保健分野に着目し、セネガル保健省大臣・事務次官と連携開始。

それを元に、10箇所の診療所で、この今も非常に助かると使ってもらえ、その実績からセネガル政府の信頼を掴んだ。
とんでもない苦労の連続だが、全て思っていた絵の通りに叶っている。

TUMIQUI Smart Kitは電気のみならず、先生やその家族の方々などがインターネットにつながる。電話やSMSなど限られた情報源からだけでなく、Googleも使える様なれば、多くの情報を得て正しい判断をとれ、感染拡大に対しても不安感を下げ、暴動の危険性すら下げる事も可能だ。

診療についても事、セネガルのCMU保健システムに先生方が繋がれる事で正しい保健制度の上で診察を提供できる医療の貢献にも寄与する事は昨年末に確認できた。

さらには、このCOVID-19対策について、資金調達によっては消毒などについても可能な方法もあるし、まだまだ貢献できる絵だけは無限にある。

日本やセネガルでも、外出禁止は残念ながら感染拡大数の影響から続くが、人や社会の営みは最低限の動いている。

僕らは日本にいながらも少し前向きになれたのは、この2年で起こして来た日本の民間スタートアップ によるセネガルの医療貢献へのムーブメントは、ゆっくりだが止まってはいない。

元気の出るニュースは前向きに気持ちを切り替えていこう!

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SDGs x IoT特集で記事掲載されました

SDGs x IoT特集で記事掲載されました

4月に掲載頂いたSDGs x IoTの特集で月刊テレコミュニケーションに取り上げていただいた記事が、ビジネスネットワークにも掲載されました。
お知らせする前にこのリンクをお客様からご連絡頂いたりと、メディアの効果はあるものですね!

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「出る」と「戻る」の違いとは?

「出る」と「戻る」の違いとは?

最近のプレゼンで話すようになった僕らの扱う国際ビジネスの流れ。

「このビジネスで日本から海外へ!」という一方通行の「出る」流れでは無く、

「フランス語圏ビジネス界隈から日本に来て、日本の資源と共にフランス語圏ビジネス界隈に戻る。」という往復の復路「戻る」であるという事。

日本から海外へ!というのはマーケット特性が全然違うので日本のものやサービスをそのまま持っていっても売るのは困難だ。唯一売れているものは高信頼な二輪四輪だが、高品質だからこそ中古車として流通し、長く乗られているのは新車販売のネックになっていないかと頭を下げてよぎるが。。

そこへ、新興自動車会社が革新的な車やトラックを世に送り出し時価総額で日本メーカーを超えた。ラグジュアリーさは欧州の車を超える事はなく、今後EV車の普及に伴いメーカーはさらに増え競争は戦国の世と激化していくだろう。

二輪は安かろう機体が新興国に出回り、日本製は高嶺の花と化している。

高品質とはなんだろうと?とフランスやアフリカで思うが、正しい事は唯一「市場が欲しているモノコト」を送り込む事だ。日本の隣国やインドはその辺のかぎ分けが素晴らしくに差し込んでいる。というか中国とインドは同じマーケット層が自国にいるのでそこへ売れているものをそのまんま持ってきてるという構図だが。

一つの例として、冷蔵庫についてかなり昔に読んだが、アフリカの冷蔵庫は鍵付き🗝の需要がある。サムソンは要望があるからかなり早くから取り付け販売。
一方、日本メーカーは取り付けていないので見向きもされないという記事だった。

非常に単純な事だが、鍵のないクルマだったら僕らは買うだろうか?泥棒などいないから不要だ。は異国の常識ではないだろうか。

また、価格についても日本のメーカーが新興国へ行くのもこれまた厳しい話で、値段が倍場合により10倍も開きのある高嶺の花のものだからこそ転売目的含め盗難の危険性や、クリーンに使う前提から埃湿気熱のある環境であっという間に壊れる。それを彼の国では埃が多いから厳しいと諦めては売る事も諦めたという事だ。

一旦与えられた環境が満たされてしまうと、困った環境からなんとかしようという創意工夫力が無くなり、皆コンサルの様に流行用語連発のビジネスで踊りEXITを目指すが、バブルの様なマヤカシが終わると結局何に使うの?という言葉が最後の方に出てくるものも散見される。

反対に、日本人の外国のものを取り入れる事が上手な理由は、冒頭の「行って帰ってきてる」からだ。日本を知り尽くし足りないものを海外から「補完」する形で持ってきて「融合」させている。

なので海外へ行くのはそのまんま持って行ってもも通じなくなっているので、自らの目で見るか、その国を熟知した人たちと組んでやることしか広げて行くのは難しい。というか、それしかないしそれが出来れば簡単なのだ。

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僕らは未来に何を遺していくか。

僕らは未来に何を遺していくか。

今週は色々と再始動の週だった。

一週間バタバタで何をしたのか思い出せないが、Facebookの書き込みを見ると毎日何をしていたか日記代わり思い出せるきっけになるのが良い。

さて、仕事の話。
僕らの事業は当初からチームビルディングは出来ていたが、この数週間でチームワークは各々の才能が活かせる形で昇華し、そしてコートジボワール向けの新プロジェクトも含め、他国の提携パートナーとの連携も俄然熱くなってきた。

そろそろ創業者として次の段階にシフトしないとならない今、僕の苦手なオペレーションを、メンバーの共通意識の中、自律的に想像を超えるスピードと綿密さは舌を巻き、尊敬の目でキラキラしてしまう。

本当に人は生まれ持った特性があり、一つ抜きんで何かがあれば何かが足りず、どこの立場に有れば他の立場は見えにくい。

時折類稀な全方位に才を持つ方もいるが、一つの才能以外無才な僕は、それが返ってこうした素晴らしいメンバーが集まりつつある環境に囲まれ幸せだと自分の生まれに感謝する。

究極の持続可能なビジネスを考える時に、一人のカリスマ的リーダーのみが陣頭指揮していては、いつかは誰もが待つその命の灯火が消える時その組織は危うくなるのは歴史が語る。

徳川なり近年ではトヨタなり、長く続く組織は、個の優先よりお家の繁栄のために、命が尽きる前に後続を育て家督を譲り権限委譲をする。

未来のために何を遺していくか、その哲学や信念は何なのか、その基礎づくりの為に今は活動しているし、EXIT後しばらくまでは気を抜かずに先陣を切っていくが、僕も齢48であり、すでに気持ちは後続を見出し、その特性を活かし育て、成長しゆく組織を早くから権限委譲させ、その時折の課題に対して柔軟に対応してもらう。

そうしてその思想や行動を継承して行くことで50年、100年だろうと永続していく組織にしたい。今後の時代もそうした組織のみが残っていく。

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生きる異なる世界で必要とするモノの違い

生きる異なる世界で必要とするモノの違い

水が有る社会で水を安定提供する新事業。

水が無い社会で水を安定提供する新事業。

電気が有る社会で電気を提供する新事業。
電気が無い社会で電気を提供する新事業。

医療のある世界で安心を得られる世界。
医療のない世界で安心を諦らめる世界。

生活費が多く掛る地域のお金の必要性。
生活費が掛ら無い地域のお金の必要性。

前者と後者から見える世界は異なる。

その狭間を埋めようと新事業を興す。

「安定した環境に優しい電気を供給します」

新しい捻りは?
数字上所得が低いが払えるの?
そんな言葉が前者を生きる人から出てくる。
まあ当然だしそれが当たり前とも思える。

というのは、前者は環境が整い多くの競合がいる。
何するでも金の掛かる先進国の社会での慣れたその思考からしか物事を判断するしか無い。

しかし後者の世界はその必要性やお金の流れやちゃんと必要なものに支払う仕組みや、これまでも協力し合う事で何千年も生き残ってきたコミュニティーの結束は有るのだ。

その中で衝撃だったエピソードは、ある診療所の先生は、中央省庁から支援が届かないので地域コミュニティで力を合わせて、中古の救急車を購入したと。車ですよ?

安く無いと売れないと言う常識、安かろう悪かろうで良いならば、そうしたマインドの国に任せればよく、日本がかかわるなら最良なものを手に届く範囲で提供したら良い。この背景の差異やこのエピソードを直接聞き、そうすべきだと確信に至っている。

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大好きなミャンマーの創意工夫

大好きなミャンマーの創意工夫

アフリカを目指す事も考えていなかった頃の話。

もう4年前になるがミャンマーのバガンを訪ね、朝の市場へ行ってみた。とっても活気があり沢山のクルマもやってくる。
その中でたまげたのが市場に入ってきたこのトラックだ。

おそらくトラクターのエンジンを動力源とし、あとは自作であろう車体に大きな荷台がついている。必要な物はまずは目の前のものを使って作り上げてしまう。無理だって思ったり法律上どうなのって思う人が大多数だろうが、このトラックはナンバープレートまで付けている。

きっと少しずつこうした見聞から今のTUMIQUIの構想の仔細な部分の明確な映像が出来上がってるのかもしれない。

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過去は過去、仕込みを今するかで未来は変わる

過去は過去、仕込みを今するかで未来は変わる

他の国の動きや、日本の実際の動きを見ているとwith coronaモードで走り出すのが良いと思う。

すでに台湾パートナーは85%稼働し始め、アフリカも一部では外出制限が解除され流れも出ているし、経済をこれ以上停止させられないとしてフランスも地域別に制限のを今月半ばから緩めていくと政府発表があった。

この繊細な時期に行動すれば良しも悪しも出てくるわけだが、経営者としては雇用をいかに守るか、給与を減らす所か、逆にさらに豊かに暮らせるべき姿に向かって、仕事を創り出さないとならん。

緊急事態の時ほど、立場の保証という湯船に浸かる国会議員による政府は判断が鈍く、指示を受ける国家公務員も大変な思いをしている様だが、雇用調整給付金も事実上給付率が1%にもいかない無駄な仕組みも何か意図を感じるが、とにかく言いたいのは、身は自分で守り、仲間は仲間で守るという事だ。

頼るというのはもはや過去の産物と捉え、(ま、フランスでもそう生きてきたし、地域で助け合うアフリカを見てきてるからね)自身の培ってきた知識と経験と人徳と人脈を活かし、たとえ明日解雇を伝えられても、日本円の価値が無くなろうとも「生き残れる力」が活きる時なのだ。

大企業にいようともフランスでは「NTT」さえ無名での日本のFrance Telecomだと言ってようやくわかってもらえる程度。セネガルだって同じ状況だ。ふーんと。

大企業の社員ならば日本でどこまで贔屓にされるか知らないが、海外ではほんとふーんという程度で、その「個人が何ができるか」を相手はみており、デカイ商社や政府機関だろうが、途上国では、この目の前の人はいくら引っ張ってこれるのか?としか思わなくない人や高官もいると感じる。

逆に貢献度の高い事をNio far(on est ensemble )と相手と仲間意識を持って進めれば、世界のどこでも無名な日本の零細のスタートアップ だろうがセネガル保健省も本気でパートナーシップをとってくれるのだ。

COVID19 な世になり、今日はあっても明日の保証がされな今、どこであろうと、何が起きようと、生き残れる特技を身につけて、頼るべく所に見放されても、これをすれば少しでも稼げる、食べ物を得られるなど、妄想でもいいから想像して見出し自分のできる事を決め、身につけていくべきだろう。

僕はというと、まず「IT構築や問題解決力」でフランスで就職しを勝ち取り、ビザ得て、会社まで作れた。そこからは人へのエンパワーメントに切り替え技術者として一線を引いたが、技術のわかる経営者は社員にとっても安心材料であったことも今ではわかる。エンパワーメントや営業や関係構築には役者の経験も生きているね。

たとえ、僕自身は今の社会システムがゼロになっても、目の前の課題とニーズやシーズを汲み取り、創意工夫を超える新しい発想(変わり者らしい)から見出した何かを提供して、どんな国だって食っていける自身は100%あるのだ。

最悪何もなかろうが昔やっていた荷役なり、他にはミャンマーでトラックの運転で稼ぐだって楽しそうだしやっていける。その中で新しい事を見出し繋げていくきっかけにもなる。

ムハマドユヌスの言葉が今こそなのだろうね。
「Job seekerではなくJob createrになれ」

バングラデシュの母たちと同様にアフリカの母たちも、道で料理し売ったり、メイドをしたり自ら
仕事を作り食べている。

戻らない過去を振り切り、マインドセットを変えれば未来は見える。そこに希望は見えど悲観はない。

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心が変われば、人生が変わる。今こそ。

この所、投資周りの話は思いの外、粛々と進んでいるが、外に出回ってなんぼだった僕自身の活動は渡航禁止や外出制限&感染したくなーいという事から、鳥かごに入れられたように日々が辛かった。

おそらく、日本も欧州がそうしている様に、外出制限は5月以降も延長となり、いましばらくは通常のビジネス環境は戻りにくいだろう。

ビジネスの前に本当は大事な個人の人生の話になるが、これからの人生への岐路である今、誰に頼ることも無く、個人個人が「良くなるか」「悪くなるか」はその人自身にかかってきているだろうと自己反省を込めて書く。

うちはほとんど外に出ず、24時間家族4人で一緒だが、はじめのうちはやはりストレスで大変だった。そんな中、家族の一人が腰を痛め、家族の中で助け合いというベクトルが出来た事からこれまでと違った強制的に役割が降りてきて、行動してみて意識が変わった。

それは、出来ない事と決めていた事が、出来て見て、それがずっと苦手と思っていた料理も自分で作ってみて美味かったのは衝撃だったのだ。
やればできるじゃんって、何度でも書くがw

それから、ここ数日、またふと心の原点に帰って自分自身を見つめて見た。

自分の習慣を知る。
自分の特性を知る。
自分の課題を知る。

なんともまあ、客観的に自分を見ると面白いこと。

そして、今こそこの下記の事が良い方向へ導いてくれるだろう。

心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

今日は自分の性格や特徴に合ったどう変わっていくかの方策の書いてある良い本に出会って一気に読んでしまった。方策よりもわかってくれる人達がいると思うと安心したという方が大きいかな。

所詮人間は承認要求がある中で生きていて、周りにそれを理解しない人がいても、世の中には理解してくれる人たちや仲間がいるのだと思うと勝手に承認してくれていると安心感が一番良かった。

一朝一夕に変われるもので無いが、変わろうと努力して思い通りに出来なかったとしても、その効果が0.01%でもあれば、毎日目標とする姿を心に浮かべれば人生を変えるまで行けるはずだ。

出来なくても出来たことを褒める。

自分自身くらい自分で褒めてあげないとね。

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日本経済新聞朝刊に三段記事で掲載されました!

日本経済新聞朝刊に三段記事で掲載されました!

本日2/17月曜日の日本経済新聞朝刊(全国紙)の新興・中堅Biz (7)面で取り上げて頂きました。

これまでの活動と、今後の活動の両面に着目頂き、デジタル版では欧州でもみられるとの事で、世界中へこれ以上ない「有言実行」の「有言」をさせていただきました。

外務省によるセネガルでの投資促進ミッション前にこのように取り上げて頂きタイムリーなご縁を感じます。

セネガルへの投資はダイレクトに出来なくとも、信頼出来る協業パートナーがいれば連携する事で如何様にも可能となる。

ヒトモノカネジョウホウの四資源を持ち寄り、それぞれがプロとして事業形成する事で不可能なことはない。それをずっと海外でやってきたし。

良い案件、それも東アフリカと特性が全く違い、安定したフランス語圏アフリカで!と我々は思っておりますので、どうぞご一緒出来る方は是非仲間になって頂けると幸いです。

早速フランス語にも訳してくれたので、セネガルの勝手にメンバー化した偉い人たちともシェアします。

引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。

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第4章開始、パンを食べながら未来を語る。

第4章開始、パンを食べながら未来を語る。

社内コンセンサスを取って契約したらある専門領域での新戦力を正式に仲間に向かえ入れます。

20年近く海外に住んでいた日本のディアスポラの様な仲間達と、日本で法人を作り、日仏英語を駆使してアフリカとフランスでビジネスを進めている。

となると弱かったのは海外に出ようも頑張る日本企業と反対で、日本国内での専門家が戦力としていないという特別な構造。

国内外を表裏一体と言うならば、我々は裏の存在というわけだ。

海外ビジネスを「拡大」では無く「創る」というのは、表人材の駐在員では非常に難しい。
なぜなら駐在員という名がすでに既存のビジネスのレール上に乗る恵まれた環境で過ごすことが出来、途上国であるほど社内規則の安全上を理由に、社用車と運転手、警備やメイドさんまであてがわれる市民生活とかけ離れた生活を「余儀なく」してしまう。外出も制限され家族は大変な思いもあるだろうか。

反対に、自ら発った起業家は、べたっとくっつくバスに乗り、排ガスまみれのボロッボロのタクシーに乗り込み環境汚染の苦しを痛感し、反対に人の営みと優しさも感じる。

友人や築いた伝てから、無電化村落の子供や診療所先生達の生の生活を知り、反対に、会社代表たる個の責任として魂を賭け、政府高官と交渉を進め、自らと仲間の助けを得て道無き道をわずかな情報と肌感覚と直感で進む。

海外では無論何も用意されず、言葉の壁、文化の壁、嗜好、教育、法律、規制、気候、滞在労働許可、滞在日数が増えるたびに法人個人ともに目減りする資産、失敗は全てを失う覚悟のもとで助け合いながら邁進している。

願いは世の中のため、仲間のため、家族のため、そして自分のため、自分のためは昔は意識してなかったけど、社会的なステータスが低い高卒でパリで起業した時代のコンプレックスが学卒をなんとか取り、Gでベンチャーズマネージメントを修了したことで少し楽になった。

というのは、この日本へ進出しアフリカ向けのビジネスをやろうと思わなかっならフランスに居続け、これらのささやかな学歴とGでベンチャーマネジメントの学びは、考え方や見方、多くの出会いが僕の人生を大きく変え喜びはすでにあるのだ。

もし僕が大学に落ちず日本で滞りなく生きていても、新たな学びと出会いは貴重だが、あれだけ苦しかったコンプレックスが吹きとぶほど今の環境尊く愛おしく強く逆に自信に繋がっている。

正科生でもない僕がGを語って良いかわからないが、これ以上は能力的にも時間的にも咲く余裕はないので、あとは専門分野に長けたメンバーや新戦力と共にスタートアップを育てる。

それは、フランス生活最後の夏に家族で訪ねたボッロメオ家の象徴「ユニコーン」。その姿を妻と見て奮い立ったあの気持ちでメガベンチャーへ育て、さらなるグローバル戦略の資金とする手段を一日も早く通過しないとならない。

無電化、無給水は遠いい場所の話と思われていたが、未曾有の台風一発で、まさかの何十万世帯の停電と断水が発生し、我が家の親類も千葉で大変な思いをしている。一日も早く復旧を願うばかりだ。

そう、当たり前なと無い。
今ある生活が明日もそして未来永劫あるわけもない。

経済、自然現象、ライフ、
日本ばかりではなく世界のどこでも「生き残り」という言葉がちらついているはず。

備えあれば憂いなし。

東急●ンズの広告キャッチコピーの様だが、

自ら想定する明るい未来と最悪の状況を鑑み、自らの本能と努力を「今、何へ」投じるべきか、スマホを置いて、自らの考えを、未来をアウトプットしてみても良いのではないだろうか。

敷かれたレールの先に何があるのか?「委ねてしまっていては」あなたも誰も責任は持ってくれないのだ。

しかし未来は環境が変わろうがちゃんとある。

その未来でどう生きていたいか、生きているかそれはそのアウトプットした結果がそこにある。

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