議員会館にてアフリカ顔合わせ忘年会

アフリカをキーワードに、この数週間から半年の間に急速に仲良くさせて頂いている皆さまと、格式高い第一議員会館の会議室をお借りし一同にお会いする事が出来ました。

また初めてお会いする先輩の方々との出会いもあり、とても素晴らしい時間です。

日・アフリカ友好議員連盟の三原朝彦先生のお計らいでこの会議室にて、感染症対策とソーシャルディスタンスを取りながら開催しました。

三原朝彦先生、さらにコモンズ投信の渋澤健さんにもお越しいただき、ガーナ、ケニア、ベナン、ナイジェリア、セネガルなどに進出済みのスタートアップ企業や、進出に真剣に取り組む企業さんなどと素敵な意見交換会となりました。

アフリカビジネス協議会、各省庁、JICA、JETRO、UNIDO、相手国政府などとの連携も引き続きやっていきますが、そのベースとなる人と人が、組織と組織が、日本の対外国とが信頼しあい、具体的な事業を力を合わせ協奏していく。

今回も話題となった大事な教育についても、アフリカはまだ農村部では学校も先生の数も十分でなく、また家業を手伝う為、子供は十分に受けられていない事も多い。

しかし、渋澤健さんに知り合った事から読み始めた「論語と算盤」の中に、明治維新後の日本も教育の行き届いていなかった農村地域も多く、どのように国を盛り立てていくか大きな課題があったと読んだ。

書籍の中に、心なき利益の追求ではなく、心ある利益の追求。僕も雇用をする為には利益を得ていかないとならないとフランスでもそうやってきたので利益を取ってこそはわかる。

心とは、そもそも人と人との信頼であり替替えのないものだが、アフリカを愛する人は日本が失いかけている、人と人との信頼とコミュニティの絆とその人達の笑顔に触れ魅了される。

利のみ追求した経済的な教育のみではなく、かつて日本が先進国入りする為に、急速に欧米の仕組み「のみ」を取り入れてしまい、異文化的に起因する「人と人の気持ちの乖離」の課題を抱えている我が国。

約130年経った日本の良い点、悪い点を見ながら、アフリカが心が豊かなままに、社会のために、地域のために、家族の為に、子供達のために、未来のために、今すべき事は何か?をとともにあるべき姿を見出し、アフリカらしいビジネス性と社会貢献性を両立した形でその歩みを進めていきたい。

そんな新たな決意が出来る集まりでした。

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