TICAD という素晴らしい締め切りがあるおかげで、ギリッギリの踏ん張りで様々な事をなんとか滑り込ませる意識と行動が働くことは、普段モードに入らないと「他人にも自分にもユルイ」ので、良い事だと思っている。
フランスと日本に二つ会社を作り、さらに一、二法人をアフリカへ立てる話が進んでいる。
且つ、存在する二法人は生活をかけているメンバーが関わっているのでプライオリティーが高い事ばかりで処理案件が多く、頭がどーにかなりそうな時もある。
しかし、こうアフリカの滞在が長くなっても、ビジネスがそれぞれ回っているのは、フランスを守るチーム、昼夜問わず自分の時間を割き動いてくれる日本でチーム、セネガルでもコートジまでついてきてくれてこちらもまた昼夜問わず共に活動してくれるチームがいるから。そして新たなコートジの最強のパートナーチームを正式に得た。
その中で我らチームワークやパートナーで誇れるのはイエスマンがいない事だ。
元々点在するメンバーやパートナーの殆どがフランスという国で個人主義エスプリを身につけ、自己主張する文化が身についている。
さらにそれは自己中心とは違い独りよがりではなく、明快な未来のビジョンへ向かってさらにチームワークが良くなる様にそれぞれが想いを声に活発に意見を言い合う。
Chaqu’un son métier (人それぞれの役割)
よくフランス語でもこう言うがまさしくそうだ。
僕は構想を練り明快なビジュアルを完成させて、そのための最短の方法を見つけ即行動するのは得意技だ。また妄想を体現する技術基礎もある。
しかし、その他は全くと言っていいほどダメダメだ。忘れ物、スケジュール、ドキュメント、会計処理、語学、服、メール等々、常々何かしら先々を考えているのからか、今のオペレーションが不得手なのだ。
今日より明日へという標語を掲げているわけでは無いが、セネガルのタバスキの合間を無駄にしないと行った、このコートジ4日の出張でもこれまでの構想が未来に繋がるさらにとんでもなく大きなビジュアルをその場の五人で共有体験して、その大きさにしばらく声も出ず、しばらくはため息しか出なかった。
そんな行動パターンで動いてしまっているからアフリカで名も資金もなきスタートアップが切り込んでいけているが、それを支えてくれるチームワークが無ければ本当に一人猪武者が如くとっくに力尽きているだろう。
TICAD前の大事な時期だが、幸いラインなどがある為お金をかけずに日本とセネガルでも打ち合わせができるようになった。しかし会って話せば早い事も小さな画面を通して、電話を介して話すのは限界がある。
それでも、それでも日本のメンバーも、フランスのメンバーもアフリカのメンバーも共感してくれた未来のためにと、全員生活の時間を割き朦朧とするまでそれぞれの役割を果たしてくれている。
「私たちが世界を変える」なんてそんな会社の社長は皆厨二病なんて面白い話もあったがホントそうで、如何にその妄想を言い続けられ、現実化するチームが出来ていくか。それも全速力で。
サービスの流れは電流の流れ
感謝のとお金をの流れは反対に流れる電子
今はその大電流が流れる配線を一生懸命作っているが、電気が流れれば多くの人が生活の質を革命的に変えていける。
その時の電子としての流れで現地や僕からの感謝だけでない、チームへの苦労への還元も沢山できるはず。
どちらも切実な願いだ。
早く、早く実現していかなければ。