起業家の心得

アフリカでの信頼の寄り所とは?

アフリカでビジネスをするに信頼の拠り所はどこか?
日本でとの大きな違い、それは「企業に寄るのでは無い」という事。そんな現場をずっと見てきた。

では、どこに信頼を寄せるか?というと「個人の信頼」に寄るのだ。

相手にとって「信頼に足る人」がいるからその人が属する組織と話し、その国と話す。
逆に「人」が不在ならどんな組織だろうが国だろうがカウンターパート不在で話は通らない。

そもそも海外では日本企業名など車メーカー業界以外、NTTでさえ説明しないと知らないのだから当たり前だが、何年に出来た企業だろうが巨額の資本金があろうが「その国で役に立つサービス」が無ければ「だからなんだと」相手国に響く要素はどこにも無い。

アフリカビジネスでの戦略的連携を構築する際、対政府事業なら相手国のカウンターパートが変わらないうちに話を進める事で実行まで到達させるが、反対に、日本側も信頼を勝ち取れる決定権のある人間が必要であるし、折角その条件が満たされても数年毎に「コロコロ変わってしまう」のであれば、相手にとって「信頼した人間を失う」わけで「知らぬ後任が着任」してももはや話は霧散する。

日本における「この会社なら信頼できる」は、アフリカでは通じず「この人なら信頼出来る文化に日本が合わせる」事でアフリカの扉は開かれる。

前提を正しく認識してこそビジネスは成立する。

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事業を創り未来を切り拓く必要な要素

ファーストペンギンの責務の一つは未来の像を描くこと。そこへ向かって進むわけだからその像が不鮮明であったり、意図が正しくない場合にはそこへ歩む事自体が無駄になるとは言わないが、限りある時間の浪費がある。

もう一つの責務は、未来への像を実現するにはこれまでなかった像であるほど「前例が無い」ことが多い。誰もやったことがなくたって関係なくて、正しい道と確信し進むのであれば、誰に何を言われようと「当然」として先頭を切って進むだけだ。そこに迷いはない。

ま、三つ目で大事というならば「経営力」だ。
マネタイズ、人的資産、交渉力が、上の二つの大事な要素を支える。3つ目は補助的でありつつも欠かせない部分であるが、経営戦略があればよくて経営実務は人に任せる方が良い。

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アフリカの子供達の未来を想う

最近個人的に現地で印象的だったのはこちらの写真。
何度か尋ねた小学校でお気に入りの子供たちだが、あまり見たことのないであろうパソコンを前にきちんと正座をしていてかわいい。
教育者ではないが、このくらいの年齢の子でも明るさや利発さが言葉がわかんなくったって感じるわけで、しっかりとした小中学校の義務教育を終えられ、高校・大学と進学ができればどれだけ未来が広がるかとつくづく感じる。

前回行った際のビデオをほらみんな映っているだろう!と眺めていただけなんだけどね。ビジネスとするのは会社が収益を上げ従業員を雇い、お金のあるところからないところへと流すのがアフリカビジネスであると思っている。

こうした子供が、小学校・そして中学校以上に通えるために何ができるのか、どうしたらそうした仕組みが国に作れるのか、民間としてできる技能でどうやって貢献していけるのか。そんなことばっかり考えている。

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突破力のパワーの一つ妄想力

フランス時代から「妄想カムストゥルー」と人に話すドリームよりもさらに実現に近い表現と思っている。

妄想世界は「対外的な世間体を含む夢」と異なりピュアに熟成される一人妄想の世界であり、誰しも完璧なビジュアルに出来上がっているかと思う。それは誰にも介在させず世間体の関係無い、jardin secret な秘密の部屋であり、欲しいものが詰まった大事な世界であるからだ。

その妄想世界のつかられ方に二つ分類されると思うのが「Meタイプ、Weタイプ」だ。前者は自分だけの世界なのでアウトプットせずとも実現でしやすいが、後者は誰かが居てこそ実現出来るのでアウトプットしていかないと実現が出来ない。

この妄想世界 x Weタイプが世界を変える突破力のとなり得るものも自らの考えと実績から確信する。

こんな遊園地作れば皆キャーキャー言って楽しいよね!屋台村を作って子供の頃からの懐かしい店全部揃えてそれ食べ放題。不味そうな焼きそばもやたら意識高くBioとグルテンフリーだったりとしてwとか話してると、いつの間にかみんなで遊園地を作ってしまった。そんな感じだ。

妄想力にかかるとワクワクとドキドキ、未来への期待が俄然に高まり、止める理由も無くなる。
報酬よりも実現したい衝動に駆られモチベーションも高まり、不満は自分の実力のなさに打ちひしがれつつも仲間に励まされ成長の機会にしかならない感じ。

そんなやり方をビジネスに応用する事で、共鳴する仲間が集まり妄想世界は現実化する。

それは日本であろうがアフリカであろうが変わらない。

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会社は社長の器以上に大きくならない

会社は社長の器以上に大きくならない

タイトルの呪縛のような言葉に何度自己叱咤してここまでやってきたか。

フランスで起業したがフランスの日本社会はマーケットが小さく、少しずつ規模を増やすことが出来るが人件費との兼ね合いから煩雑なオペレーションを増やすと命取りになると将来的を見据えて11年目に入るときにフランスの仕事は後進に託し、2社目のチャレンジで日本法人を始めた。

相手はいきなり、日本とアフリカだ。

1997年にフランスへ移住してから2018年まで日本に居なかったので、時折日本に来ていた程度だとこれまた日本人の顔してるのにわからない事ばかりだった。会議といえば最大一時間なんて誰も教えてくれないって。

作って直後からアフリカに振り返り、CISS 大使との出会いからセネガルへ目を向けセネガルで好感触を掴むが、新しい足元である日本において、ファイナンス面がここまで海外へ目が向いていないしかもアフリカが宇宙よりも遠いいとは本当に驚愕だった。

知らないという事は良しも悪しもあるが、「誰もやってない」からが「無理だ」と解釈する日本、結局責任回避する思考のからくる「実践」があるかどうかが判断基準となり「実績ない」=「取り扱えないから無理」と判断してる事もあとからわかった。

まーこの時点でもう少し諦めが早かったらまた違っていたかもしれないが天邪鬼な心からフランスで芝居すると渡仏し結果会社を作り雇用を作り自立した組織が作れてしまった。誰がやっているかこういう事もという自負もあるから、じゃあやってやろうじゃ無いかと、参画メンバーに苦労をかけながら今まで来た。

器といういう意味では境界を上げるという言葉もあるが、社会的立場が高い人と会話をすると初めは緊張で高揚したりするが、サイヤ人では無いがそれからの反省から次こそと踏ん張ると次は素直に話が出来るようにもなったり。

TICAD 7で国家元首を見かけては「畏れ多さ」な雰囲気で近寄ることすら出来なかったが、セネガルで大統領と握手し少しだが直接の会話をした事でだいぶ胆力が鍛えられた。そう、ぼくは相当のチキン野郎だったからね。

まー、それからはセネガルでは大臣クラスとも話が少しは楽になり、事務次官や局長クラスなら緊張感はなくなった。自らの作った会社ブランディングでここまで来れたことに嬉しさも持つ。

そして日本でも投稿しているように、大会社の会長社長や議員さん内閣副官房長官などともお話しする機会を頂きまたもやチキン野郎が顔を覗かすが、おかげさまで相手が日本人であっても緊張は段々としなくなってきた。

「アフリカのセネガル保健省を説き伏せMOUを締結し未電化村落の診療所10箇所へ全て自助努力と自費で仲間と全てやってきた。」

そうですか、それでトラクションは?

と言わせつづけていたが、実務思考でないもう少し上の立場の方々にようやくその価値をわかってもらえるようになりこれは嬉しい。

普通にこなしているように思うが、大臣クラスとの面談はプロトコル的に日本も大臣クラスが会う事でバランスが取れる。在京大使も全権大使なので天皇・首相ともお会いできる立場に置かれている。

会社をなんのために大きくするかというのはまさしく論語と算盤であるが、アフリカの広い大地のデジタルインフラを進める事で多くの人達がより良い自立した生活が送れる様になるわけで、そこへの日本式の底支え力は世界に類を見ない力なのだ。

その為に雇用を増やしていくのに収益も必要だし新たな投資が必要にもなる。

徐々に公共性を持った事業へと発展させたいと考え始めたが、やはり誰にも理解がされないとしても「こう絶対あるべき」と見えた現実があるので有ればそのミライから逆算した今からそこへ向かって諦めずに進むのが良いと今でも思うしそれをやってきて良かったと心から思える。

三年前の自分と比較しても今はだいぶ成長したと思える。まだ世間はついてこないけど間違いなくセネガルやアフリカは僕らの実現化を待ってるしそこに、安全に生まれて未来を作る人材も生まれてる事を待ってるだろう。

僕の会社は、私の会社はこのくらいで良いの。

な思考でも良いが、僕も起業二週目の48歳であり、次の人材育成を同時にしつつ、描いた未来に繋ぐためにも出来るだけ標準化をすすめ、フランスで成功したように僕がいなくとも安定した企業グループとしないとならない。

そのために社長は器をむりくりにでも広げないとならない。と僕は僕自身に対して今も思っている。

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二度目の石の上にも三年

二度目の石の上にも三年

本当に在京セネガル大使館にはお世話になりっぱなしだ。
日本法人設立間もない時から挨拶に行き、TUMIQUI構想だけでPoCも無い時代から在京セネガルCISS大使閣下とはもう何度打ち合わせを重ねたか分からない。
初めの構想を話した際、大使閣下は「何も無い所に電気が来る?」「電線がいらないのか!これは便利だ!」と大使閣下自身や、大使館の皆様の多くも、幼少期は電気の足りない地方ご出身なだけに、灯りや電気の大事さは身を持ってご存知だ。
そうした生の声と申しますか素直な大使館方々のご感想を大きなニーズの声として、わかりやすく、使いやすく、自分さえも使いたいと思えるものを作ってきたこの二年半。
ようやく色々と開花してきたねみんな。
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セネガル 全国紙にインタビューが掲載されました

セネガル 全国紙にインタビューが掲載されました

セネガルの日刊紙「Le Quotidien(ル・コティディアン)」の朝刊にTUMIQUI Project (ツミキ・プロジェクト) の活動が掲載されました!
少し長いですが、以下にフランス語の訳をご案内します。

※ Le Quotidien はセネガル共和国 全土で1万部発行される日刊紙、3大紙面のひとつ
Article en Français/オンライン記事リンク(仏語) https://www.lequotidien.sn/tour-de-table-avec-koichi-sato-pdg-de-tumiqui-japon-inc-nous-voulons-avoir-un-impact-sur-la-zone/


~サンジャラ市、 プライベートセクターの投資~

 セネガルの首都ダカールから約100kmの所にあるサンジャラ市に、携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせた「TUMIQUIキット」の製造工場が間もなく建設される。ダカールに本社を置くTUMIQUI Japon(ツミキジャポン)は、昨年セネガル共和国保健省と未電化村落10ヶ所の実証実験を終え、次のフェーズとしてサンジャラ市にある2,500㎡の経済特区を拠点に、同市内12か所の未電化村落に電力を供給しながら、独立型Wi-Fiシステムを通じて現地教育の発展や技術促進を行っていく。

 TUMIQUI Japon社CEOの佐藤弘一氏がサンジャラ市とマルチセクタースマートシティ開発の協力プロジェクトに参画する覚書(MOU)を交わしてから7ヶ月、未電化村落でのインターネット接続が現実になろうとしている。同市のDiop市長は「われわれの自治体は、このベンチャーのためのパイロットとなるでしょう。新技術、産業、化学、食品産業、などイノベーションに向けた開発を誘致するサンジャラ市の経済特区を軸に、地域内にある未電化村落をWifiで繋ぐことによって各地学校でネット接続が可能となり、学生の学習や研究を促進することができると考えました。」

 サンジャラ市にある経済特区は国内外の事業発展をサポートする拠点のみならず、西アフリカ地域全体まで発展することを可能にする。既に33社が正式登録されており、うち7社が事業を開始。総投資額は約420億CFAフラン(約80億6,000万円)となっており、同市は国内で最も投資率の高い地域のひとつとなっている。国が工場や倉庫を建設する他県の経済特区と異なり、サンジャラ市モデルは民間企業が投資したものの所有権を投資者自身が得られる点で異なる。

TUMIQUI Japonは新型コロナが発生する直前の今年2月にセネガルを訪れた経済ミッション視察団20社の一員だった。しかし、その中で具体的な行動を起こしてセネガルでの事業活動を開始したのは、TUMIQUI Japonが初めてとなる。

~地域に影響を与えたい~

 今週水曜(8/12)にサンジャラ市経済特区を視察した佐藤弘一CEOは、株式会社シュークルキューブ ジャポンの子会社であるTUMIQUI Japon(ツミキジャポン)のCEOでもある。サンジャラ市に進出したきっかけを取材した。

Q. どのような分野で活動されていますか?
A. 私は、TUMIQUI Japon SASUおよび、親会社である株式会社シュークルキューブジャポンのCEOを兼務しています。当社は、太陽エネルギー発電と通信分野で事業を展開しています。私たちは、携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせたモバイルソーラーユニット「TUMIQUIキット」を通じて、アフリカの未電化地域に電気とインターネットを提供しています。

Q. セネガルの中でも特にアクセスの良い訳ではないサンジャラ市に投資したいと思うようになったきっかけは?
A. サンジャラ市は地理的にもセネガル全土をカバーできる位置にあり、特に最近開通した有料道路もあり利便性が高いことが理由です。もう一つは、この経済特区での税制上のメリットです。そして決め手となったのは、同市の市長であるSerigne Guèye Diop市長(博士と現地では呼ばれている)の哲学、ビジョン、そして起業家の視点でした。投資の観点から何をしたいのか、その考え方を共有できる存在がとても印象深かった。それがなければサンジャラ市を選ぶことはなかったでしょう。

Diop市長は欧州での経験が長く、経営課題に非常に精通しており、先見の明があります。自分たちのペースでスタートさせてくれて、会社設立の条件なども柔軟に対応してくれました。それに、環境、教育、健康、農業、安全保障などの様々な分野へ影響を与えたいと日々活動しているので、この経済特区の開発に関する彼のビジョンには、非常に感銘を受けました。

Q. 第二都市での活動の意義は?
A. われわれがTUMIQUI Projectと呼んでいるこのプロジェクトは、多くの学校や診療所にキットを導入し、コミュニティと協力して通信ネットワークの精度を高め、地域住民全体が電気とインターネットに100%アクセスするという目標を持っています。それらを達成できるようにするための「MOU(覚書)」をサンジャラ市と昨年12月に締結しました。

経済特区内に組立・整備・修理工場を設置し、最終的には西アフリカ全体に輸出をして行きます。また、市が行なっているハイテクITセンターの前衛的なプロジェクトにも積極的に参加していく予定です。IT・通信・新技術分野の企業の育成・設立になるでしょう。

Q. 今年2月にセネガルに来た日本の経済ミッションのメンバーの中で、具体的な行動を起こしたのは御社だけです。始めるのに苦労しなかったということでしょうか?
A. 事業の立ち上げは大きなチャレンジでした。それでも、セネガルに来た日本の視察団を代表して、日本の中谷外務大臣政務官が約束したことを応援したいという気持ちは、何よりも強くあります。日本のセネガルへの投資を支援し、両国の関係を強化していくためにも、具体的に活動を進めていきたいと考えています。セネガルと日本の文化の違いがあることで、物事が簡単には進まない側面が多々ありますが、最終的にはこの地で会社を起こす事ができ、この壮大なプロジェクトを実現するためにサンジャラ市で市長に再会することができて、とても幸せです。

Q. 行動実現に至った秘密は何ですか?セネガルや日本で政府からのサポートはありますか?
A. はい、いくつかのサポートを受けてきました。日本人である私は、12年前にすでにフランスで起業しています。ということは、すでに海外で会社を作った経験があるということですね。ビジネス環境という点でも、セネガルはフランスとは大きく異なりますが、フランスでの会社経営の経験は、セネガルで前進する上で非常に役立っています。

私は、セネガルの文化やビジネスのやり方を理解するために、地元の人々と協力して仕事をすることを常に重視してきました。何度かセネガルに来て現場を理解し、その場でチームを立ち上げました。また、スタートアップである私たちは、大規模なグループよりも機動力があり、リスクに強いです。だからこそ、このような厳しい時代でもセネガルで事業を立ち上げることができるのです。

日本では、駐日セネガル・シス大使、日本の外務省、JICAなど多大なるご支援を頂いています。また、セネガル側では、UNIDO(国際連合工業開発機関)、特にセネガルの日系企業担当のNdiayeさんが、サンジャラのDiop市長を紹介してくれました。また、セネガル保健省や新井駐セネガル日本大使のサポートも頂いています。

Q. 最後に、新型コロナの影響は?パンデミックに対してどのような対策をしてきましたか?
A. パンデミックの影響で貨物や国際間移動が中断されましたが、私たちはコロナの環境に適応しながら、前進させられる活動に適宜対処して来ました。ここサンジャラでの工場建設は遅れたものの、日本での資金調達や、既にセネガル国内の診療所に設置している10台のTUMIQUI機材の検証など、他の活動を進めることができました。簡単なことではありませんでしたが、コロナ下にあっても回復力と適応力を持って活動を続けて行きます。

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政府や自治体の高官との付き合い方のコツ

政府や自治体の高官との付き合い方のコツ

僕らはセネガルでトップとの直接ミーティングで事を進めている。これは誰かを介しての間接ではなく、直接というのがポイント。

外国やアフリカやで多い「大臣や大統領を知っている」と、間を繋ぐよと言ってくれる人は沢山いる。

しかし僕自身、実は人を信用するのに長い月日を要するので、とてもじゃないが見ず知らずの民間人にビジネスを委ねるのは、よほどの信頼筋からでないとブラックボックス過ぎるので無理と本能的に思ってしまう。

なので、僕らは「利害関係の少ない」公で、信頼出来る国際機関や公的機関に勤めている人からを紹介を受け、その後はダイレクトに話すというわけだ。結果、保健省事務次官はJICA、市長はUNIDOによる紹介が叶った。

また、伝言ゲームという遊びも子供の頃にあったが、そもそも間を取り持つ人がいつまで介在していてはその伝言ゲームの様に聞き間違いや誤解を招くし、どんな意識の相違、合意形成の誤解、意図しない見返りを求められたり、、裏切り、情報漏洩があるかもしれない。

知らない国では、いろんな提案が生じるが、把握できない潜在的なリスクは負わない事をお勧めする。最大の警戒を持って僕は当たっている。

一旦直接繋がれさえすれば、角氏や渡邊氏も語る世界観の共有をリーダー同士で行い、それぞれの個々が叶えたい事や、パートナーシップによる組織のゴールや効果の意思共有、具体的に話と行動をやめない事だ。

さらには日本と違い、フランスでもそうだが、親密になっていくにはプライベートな家族の話題やバカンスなど話題もどんどん出し感情共有もして仲間意識をつくる。

基本「あ、この人と仕事したい」と思えたら自然に出来るけど「あまり興味ないかな…」「二度と仕事したくない」と感じれば僕はそれに従うまでだ。

そう考えると自然体で通じ合えるヒトがたまたま高官の役割だった。そんな気もしなくはない。

そして最後に大事なのは「頼らない」事。

「助けあう」姿勢とし、無駄にヘリクダリ、ヒエラルキーを作らないように注意をしたい。

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諦めていない人達との出会いに感銘を覚えた

この所、過去の事を書いているのは、なんとなくこれからの若い人達へのメッセージのつもりで書いている。勝手な一方通行だけど。

フランス起業なんて、多くの人はやってはいないが、MBAなんかなくても、大学に失敗しても、ちゃんと起業出来、12年も続く会社になっている。どんなに挫折しても、力及ばず出来ない事ばかりでも、やりたいという気持ちとポジティブな思考さえあれば、ちゃんと前に進むものだと伝えたい。

おっちゃんになればなるほど思考は硬くなっていくが、今日、中小企業の社長さんの話を今日聞いたのだが、長く続いた経営を引き継ぎ、多くの従業員の雇用確保と技術の継承を責務としながら、この未曾有の新型コロナ自粛に際し、思考し尽くし、試行に試行を重ね不死鳥なごとく新製品を世に送り出した話。
ポジティブな気持ちをキープするには、ポジティブな言葉を発しそう考える人達といるのが良い。改革をしたいと考えるなら改革をしたいと考える人達といると良い。

一番ハマりがちでそれが嫌で日本を飛び出したのは、愚痴と悪態でストレスを発散する人達の群れの中で痺れたからだ。
群れると集うは全く違う。

Zoomが普通アイテムになり、多くの人がオンラインイベントを開催し、ちょっと話せば新しい出会ってみたかった人達と繋がりやすくなったので、運命を変えるのは、クリックひとつなのかもしれない。

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心が変われば、人生が変わる。今こそ。

この所、投資周りの話は思いの外、粛々と進んでいるが、外に出回ってなんぼだった僕自身の活動は渡航禁止や外出制限&感染したくなーいという事から、鳥かごに入れられたように日々が辛かった。

おそらく、日本も欧州がそうしている様に、外出制限は5月以降も延長となり、いましばらくは通常のビジネス環境は戻りにくいだろう。

ビジネスの前に本当は大事な個人の人生の話になるが、これからの人生への岐路である今、誰に頼ることも無く、個人個人が「良くなるか」「悪くなるか」はその人自身にかかってきているだろうと自己反省を込めて書く。

うちはほとんど外に出ず、24時間家族4人で一緒だが、はじめのうちはやはりストレスで大変だった。そんな中、家族の一人が腰を痛め、家族の中で助け合いというベクトルが出来た事からこれまでと違った強制的に役割が降りてきて、行動してみて意識が変わった。

それは、出来ない事と決めていた事が、出来て見て、それがずっと苦手と思っていた料理も自分で作ってみて美味かったのは衝撃だったのだ。
やればできるじゃんって、何度でも書くがw

それから、ここ数日、またふと心の原点に帰って自分自身を見つめて見た。

自分の習慣を知る。
自分の特性を知る。
自分の課題を知る。

なんともまあ、客観的に自分を見ると面白いこと。

そして、今こそこの下記の事が良い方向へ導いてくれるだろう。

心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

今日は自分の性格や特徴に合ったどう変わっていくかの方策の書いてある良い本に出会って一気に読んでしまった。方策よりもわかってくれる人達がいると思うと安心したという方が大きいかな。

所詮人間は承認要求がある中で生きていて、周りにそれを理解しない人がいても、世の中には理解してくれる人たちや仲間がいるのだと思うと勝手に承認してくれていると安心感が一番良かった。

一朝一夕に変われるもので無いが、変わろうと努力して思い通りに出来なかったとしても、その効果が0.01%でもあれば、毎日目標とする姿を心に浮かべれば人生を変えるまで行けるはずだ。

出来なくても出来たことを褒める。

自分自身くらい自分で褒めてあげないとね。

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