他国ではどうなのか。。
TICADが終わり、スタートアップの社長は次のマイルストーンを設定し突き進もう握手を交わしたが、共にTICADでの成果を作り上げるために邁進してきた方々の異動の発令がTICAD終了翌日に出たそうだ。
日本とアフリカ一色な我々。彼らもそうだったろう。
これから他国との競争に対し、真っ向勝負では勝てないので方策を練り、首相の発言でも取り上げられた日本の得意な寄り添う方針での知恵を絞り形にして、さらに加速をさせたい今、官民連携の仲間たる方々の異動は残念で仕方がない。
習慣だからとルールだからと従うしかないのはわかるが、世界を俯瞰してみてこれだけ優秀な人達にもかかわらず自分たちの想いと関係なく異動の札がやってくる社会。
海外を見て感じるのは、個人の想いと信頼こそが国際プロジェクトにつながっているように思う。札束には弱い人も少なくないだろうが、お前となら仕事をするよという場合も同じく少なくないと思う。
内閣改造も控えておりそのためのフォーメーション作りで各省庁も動いているはずだが、アフリカ開発省でも作ってもらって志ある人間が中長期で官として仕事ができる環境を作ってもらわねば、いくら政府として官民連携と言ったって、官民(大企業)の担当が三年後には全員変わってるようであれば、片割れの民たるスタートアップは毎回、相手国ではなく日本での関係づくりをするという時間的ロスが発生する。
そう考えると中長期で立場を守られている政治家の方々と、スタートアップの連携は案外関係が長く作れるので良いのかもしれない。素人アイデアですが…
しかし、相手国こそが変わってしまえばこれまた大変なのだが、セネガルは大統領が変わったばかりで、仲の良い、大臣・事務次官もしばらくはそのまま。
相手国の環境はできているので、担当が変わってしまったとしても、新たな出会いと捉え友好を築きつつ、日本側の政官民連携をもってアフリカビジネス協議会WG横串連携すらどんどん進めていきたい。