フランスの子供だけのバカンス

フランスの子育てではとにかく「両親だけの時間」を守ろうとする習慣がある。
産まれて間もない頃から寝室を別にして一人で寝かされ、泣いたことが分かるよう
ベビートランシーバーを枕元にセットし、泣き始めて15分くらい経って、泣き止まないようだったら迎えに行くとも聞いたことがある。 これはオーバーな話かもしれないがフランス人の家庭では基本的に一緒には絶対寝ない。
逆に「うちは寝ているよ」というとあからさまに「それは良くない」と渋い顔で言われる。

確かに、数年前フランスの民宿に宿泊した際、その家の子供は5歳と2歳の男の子がいたのだが、8時くらいになって「もうねなさ~い」とその母が言うと一人で自分の部屋に入って寝に行くじゃないですか。 なんだか感心してしまった。

賛否両論あるのはわかるが、日本のお母さんたちは母となってから自分の時間を持てるようになるのは子がずいぶん大きくなってからの話しで、それまでは昼も夜も一緒で、僕も時々妻の仕事が忙しいときや、会社の休暇消費を兼ね子供の日本語教育のため3歳の子供の面倒を一日見ることがあるが、これが毎日続く、プラスここから想像なのだが、もしこれで配偶者の帰りが深夜に及ぶ状況が続いているとしたら、本当に専業主婦というのは大変だと痛感する。

うちは始めこそ一緒に寝ていたけれど、しばらくしてベビーベットを改造して一人で上り下りできる様にしてそこで一人で寝てもらっていた。いまはもうすこし大きくなったので別のベット(大人サイズ)を購入し隣の部屋に設置、「ここがあなたの寝るところよ」と示し、そこで寝てもらっている。 うちはフランス人並みに別!別!とはしていないが、寝かしつけと夜鳴きのときだけ子供のそばで添い寝をしている。(そのまま寝てしまうことが多いが…)

一緒に寝ているとしたら一年で、一日8時間 X 7日 X 365日 =2万440時間日本式で一緒に寝ているとしたら一年で肌をふれあい、これだけいるところを
0時間 とは余りにもかわいそうなので、我が家ではこのようにしている。

それでも子供が寝ているときは、別室で本読んだりビデオを観たりと落ち着いて
自分達の時間を過ごせる。

前置きが長くなったが、そんなフランスにはまだ話の続きがあって、添付の資料が
幼稚園で配られていた。

パリ市の主催する子供の旅行のパンフで、夏の3週間、子供だけでバカンスに行く!という代物。もちろん希望者のみで費用の負担もあるけれど、海、山、田舎から選べ、対象年齢は4歳~12歳。

いやぁ、子供を3週間預けっぱなしなんだよー、
その間にきっと自分達も大人2人でゆっくりとバ・カ・ン・ス。

なんて国でしょう!

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