頭の固いパリ16区の幼稚園

引越が理由で幼稚園を変え4ヶ月がたとうとしているが、新しい幼稚園は前にいたところよりスノッブなので、慣れるまで時間かかるねぇ、なんて話していたが、とうとう園長先生も巻き込んで担当の先生と揉め事に発展することになってしまった。

園長先生は外国人に対しての教育方法について経験も知識もおありのようだけど
担当の先生は六十近いマダムで、頭が固いというか、幼稚園の初登校日には
フランス語が出来ないの?では、と日本人家庭で育っていることを御存知であるはずなのに英語で話しかける始末、大丈夫かなぁと当初から心配していたが、前の幼稚園の先生や園長先生のように外国人に対して柔軟な姿勢も見せることなく「問題だー」「問題だー」の一点張り。

昨日、園長先生に学校を変えようと思ってると相談したことを聞いたのか、今朝顔を合わすと「どうして変えるの?」との質問と、ふたたび「問題だー」の応酬、これには閉口して、フランス人のようにきっぱりと言ってしまった、いや多分フランス人でもこうもダイレクトには言わないだろうと思いつつも「学校を変えたいんじゃなくてクラスを変えたいだ、引いては先生を変えたいんだと」。

他にもヨーロッパ人以外の外国人の教育の経験があるのかや、あなたのやり方は古いなどといったりしたが、彼女の言い分である「言葉が分からないためにつねったり押したりの暴力が発生するのよ」という言い分ももっともだがこちらも毎日努力していることを頭ごなしにこうも顔合わすたびにそれしか言われないようでは、両親たる自分達も子供もたまったものではない。

こんなんだから毎日顔を合わす間柄の父母同士も挨拶すらしない、心地悪い幼稚園になってしまうんだと思う。

幼稚園は義務教育ではないので、もう少し頭を押さえつける教育でなは無く、子供の大好きだった13区の幼稚園のように、もう少し自由にのびのびと見守ってもらいたい。

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