セネガル保健省とのMOUはスタートアップへの朗報

ケニアで行われた前回のTICAD VIで、日本アフリカビジネスカンファレンスの中で、アフリカとMOUを結んだ企業への式典が行われたと聞いた。

このページの下の方に、前回のTICAD VIを前にアフリカ諸国とMOU署名を結んだ日本企業企業とその相手国、内容について公開されている。
TICAD VI 日本・アフリカ・ビジネスカンファレンスについて

MOU記念式典の主な出席者は,安倍総理大臣,ケニヤッタ・ケニア大統領,カガミ・ルワンダ大統領,ラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル大統領を始めとするアフリカ各国代表,22の日本企業・団体の代表(豊田通商,日本電気(NEC),日揮,三井物産,住友商事,丸紅,千代田化工,関西ペイント,日本郵船,北海道大学,長崎大学,JBIC,JETRO,JOGMEC,三菱商事,シスメックス,武田薬品工業,テルモ,三菱東京UFJ銀行,三井住友銀行,みずほフィナンシャル・グループ,NEXI,アフリカ20か国,6機関の代表。

社名を見ると、一部上場企業と公的機関、銀行ばかりでスタートアップの名は見受けられない。

我々は国家間の文化ギャップを埋め、マーケットインから物事を考えるEntrepreneurs である事が保健省とのMOUに繋がったことは書いた。

もしスタートアップの誰かが、前回の結果から見るとアフリカ諸国は大企業しか相手にしないと読み取れるが、今回のTICAD VII Yokohamaからは創業2年目のシュークルキューブジャポンというスタートアップが名を連ね歴史に記録を残せば、今後はアフリカを視野人れたスタートアップでもB2Gビジネスは可能なんだ!とパラダイムシフトを起こすことができる。かもしれない。

今回署名したMOUは我々のMOUではなく、セネガルやアフリカの人達のためのMOU。

それをひいては日本のスタートアップも活気づけられる理由となる機会となるとは思いも掛けない副産物と思う。