JICAとの民間連携事業はJICAの公募に応札し、JICAが採択した事業についてグランドが付く。
そこまでは良いのだが、JICAの特異性はJICAか採択したこの事業をJICAの名の下で応札した企業が現地調査を行うという守られた?連携事業なのだ。
with Covid-19の時代に入り、この「JICAの名の下」が非常に足枷となり、協力隊もそうだがJICAの名のつく事業のほとんどがアフリカ全土引き上げそして再開の見込みは無い。JICAとして事故の責任が取れないからそりゃそうだと思う。
しかし、アフリカや途上国を目指す中小企業ならば多少のリスクを取って日々を営んでいる為、渡航が出来るなら来れるだろうし、せっかく花開きつつあるチャンスを棒に降りたくなど無いはずだ。
僕のように来なくたってすでに現地に繋がっているなら、zoomで引き続き会議を行い業務進行させている野呂 浩良さんの様な非常にアクティブな方もいる。
スタートアップ、中小は自らの会社の名の下に責任を持って推進できるのだ。
ならば、JICAも今こそ仕組みをイノベーティブに変え、何にお金を投じ途上国に対して日本の貢献を働きかけていくのか、現地情報は二次情報がほとんどの有象無象のコンサルや、謎の第三者専門家などの不要論を含めて本気で変わらないと、プロサバンナ中止運動など象徴的だが、現場との齟齬はますます広がるばかりだ。
まあ、仕組みを変えず収まるまでじっと活動を自粛してるなら、それも変わらない保守的な文化としてほうておくが、世界は止まってないし、今こそ活動すべき時だと僕は思う。
ますます動く動かないの格差は広がる一方。
人、組織、社会、国。
民間は民間人、引いては人は人で成り立つのだ、選挙などで我々は当選も落選もない。
自らが進もうと思えば進めるのだ。
何に合わせて生きるのか、自分の人生の主役が一体誰なのか考えてみよう。